[bioinformatics-jp] 第44回 人工知能学会分子生物情報研究会(SIG-MBI)開催のお知らせ
10.7.7 2:21 PMより転載
下記の要領で、研究会を開催致します。今回から主査を東工大の
小長谷先生に戻し、研究会の方向性も新しくなります。奮って
御参加下さい。
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金沢大学大学院 自然科学研究科
佐藤賢二 ken [at] t.kanazawa-u.ac.jp
第44回人工知能学会 分子生物情報研究会 (SIG-MBI)
2010年8月2日(月) 13:30 − 17:00
東京工業大学西8棟10階 遠隔TV講義室
参加費無料,参加資格自由
13:30-14:20
小長谷(東工大) SIGMBIが目指すもの
概要:
1990年にヒトゲノム解析計画が始動してから20年という歳月が経過した。この間に
情報処理技術を用いて生命現象を解明しようとする「バイオインフォマティクス」は
大きな飛躍を遂げ、情報処理応用分野の一角を占めるまでに成長した。
パーソナルゲノムをはじめとして膨大なデータを解析するためにはコンピュータの
利用が不可欠となっている。SIMBI研究会では、パーソナルゲノム解析やゲノム創薬
を中心に、合成生物学,分子ロボティクス、分子通信、形式論理などの異分野との交流を
積極的に進め、最先端の研究成果の交流を図る。
14:20 - 15:10
澤井秀文(NICT)
生命と情報通信〜生命の不思議に学ぶ未来の情報通信デザイン〜
概要:NICT神戸研究所の生命と情報通信分野の研究者が中心となり、
2009年11月に「生命と情報通信〜情報通信技術に生命機能を吹き込む〜」
(オーム社刊)を上梓したが、主にこの概要をご紹介したい。具体的には、
新世代の情報通信デザインに不可欠な要素となる生命機能について、
その思想的な背景と基礎理論、実世界への応用可能性など、生命機能から
多くのヒント(インスピレーション)が得られることを、できるだけ多くの
具体例を挙げながら広範囲に論じてみたい。
(休憩)
15:20 - 16:10
木賀大介(東工大)
合成生物学/遺伝子工学の国際学生コンテストiGEMの現状と展望
近年のゲノム情報の蓄積と長鎖DNA合成手法の発達により、遺伝子を組み合わせ
ることで有用な遺伝子ネットワークを構築することを研究手段とする合成生物学
が発展しつつある。この分野では、学部学生を主体としたチームによる国際コン
テストが開かれており、本発表ではこのコンテストの概要と意義について紹介し
たい。このコンテストでは、オープンソースの概念および、工学の基盤としての
規格化に焦点があてられている。そのために、各遺伝子の特性を記したデータ
ベースの構築と、遺伝子操作を行いやすいように規格化された遺伝子の配布およ
び構築した遺伝子ネットワークの提出、という点に特色がある。
16:10 - 17:00
伊藤宗平(東工大)
時間論理LTLの充足可能性判定による遺伝子調節ネットワーク解析
概要:遺伝子調節ネットワーク解析では、微分方程式を用いた数値シミュレーションに
よる解析手法がよく用いられているが、
パラメータの値の設定や、初期状態、外部入力のシナリオなどによりその振る舞
いは多岐にわたるため、全ての振る舞い
を総括的に捉えることは難しい。本研究では、ネットワークの示す可能な振る舞
い全てを許すような制約を、遺伝子産物の
濃度の時間的変化の制約として線形時間論理(LTL)で記述し、その充足モデルを
自動構築することでネットワークが示す
動的振る舞いを解析する手法を提案する。
キーワード: event
